こんにちは、自分は2020年にキャンプギアを一通り揃えて、キャンプにチャレンジしたアウトドア初心者です。
キャンプに行けない時は、ちょっとしたアウトドアを楽しんでいます。
突然ですが、気分転換に外でコーヒーを楽しんでみたい人はいませんか?
自分はたまに無性に外でコーヒーを飲みたくなります。そして飲みに行っちゃいます!
外で飲むコーヒーって不思議と美味しいよね!
そうなんだよね。家で飲むのとまた違うんだよね。気分転換に最高!外で飲むコーヒーはオススメ!
今回は、外でコーヒーを楽しんでみたい人に、必要な道具とその選び方を解説したいと思います!
※ちなみに外でコーヒーを飲むために準備する道具の一部は防災グッズとしても役立ちます。使い方を覚えておくのは防災の備えにもなるので、持っておいて損はないです。
外でコーヒーを飲んでみたい人の参考になったら嬉しいです!
外でコーヒーを飲むことのメリット
家でもコーヒーを飲めるのに、わざわざ外で飲むことをオススメするのは次のメリットがあるからです。
メリット①:外で飲むコーヒーは本当に美味しい
外で飲むコーヒーはなぜか本当に美味しいんです。
家で飲むと、あれこれやりながら、気になりながらコーヒーを飲むことになりやすいです。ケータイをいじったり、テレビをつけたり、YouTubeを見たり、ラジオを聴いてみたり、、、飲むことにあまり集中しません。
一方で外でコーヒーを飲む場合は、まずコーヒーを淹れることに全集中します。そして飲むことにも全集中できます。
おそらくですけど、非日常空間でコーヒーを淹れる・飲むことだけに集中できる、コーヒーの香りと味をしっかりと味わえる、だからこそ美味しいと感じるのだと思います。
メリット②:アウトドアな趣味としてとっかかりやすい
アウトドアな趣味といえば、キャンプ、釣り、スノーボードなどがあります。
しかしいずれの趣味も、初期費用が結構かかるため初心者にとってはなかなか一歩が踏み出せなかったり、道具が場所をとることもあります。
外でコーヒーを飲む程度であれば、1〜2万円もあれば全て揃うし、バッグ一つあれば十分保管できます。もし保管に困るようであれば、ほとんどの道具が日常生活(キッチン)でも併用可能です。
費用的な敷居が低く始めやすい点、そして始めた後も負担になりにくいという点で、アウトドア初心者にはピッタリな趣味といえます。
メリット③:防災の備えになる
外でコーヒーを飲むために必要な道具は、防災グッズとしても活用できます。
たとえば、ケトルとバーナー。
防災時の非常食としてよくあるのがカップラーメン、味噌汁、レトルト食品などです。
ケトルとバーナーがあれば、これらの食品を温めることができますし、ケトルは口が広めのものを選べば、炒め料理だって可能です。
外でコーヒーを飲むために準備したギアが防災グッズにもなるという点は、防災グッズを持ってない人にとってはメリットになります。
コーヒーを飲むまでの全体の流れ
それでは早速ですが、まずはコーヒーを飲むまでの全体の流れの紹介です。
当たり前の流れなんですけど、外でやると意外とあたふたしちゃいます。笑
普通にコーヒーを淹れるだけなんですけどね、ステップを頭に入れて進めないと、美味しい(気持ちよく)コーヒーが淹れられなくなるので、まずはステップをしっかりと頭にイメージしてください。
各ステップで必要な道具
ここからはステップ毎に必要な道具を詳しく説明していきます。
ステップ①:お湯を沸かす
シンプルな作業ですが、ここが1番アウトドアを感じることができます。
ケトル
いわゆる「やかん」です。実はサイズや注ぎ口の形が色々あります。
サイズ
①携帯性、②お湯を沸かせる量、③お湯を沸かす時間に影響します。
大きいと持ち運びにくいですが、一度にたくさんのお湯を沸かせます(いっぱい入れるとお湯を沸かす時間もかかります)。
小さいと持ち運びやすいですが、あまりたくさんのお湯を沸かせません(お湯を沸かす時間は短くなります)。
注ぎ口の形
①綺麗に注げるかどうか、②携帯性に影響します。
細長いと円を描くように綺麗に注げますが、携帯性が悪くなります。
短いと綺麗には注ぎづらいですが、携帯性が良く、汎用性が高いです。
スノーピークのケトル
自分はキャンプで使うことを考えて汎用性の高いスノーピークのケトルを使用しています。
少しずつ綺麗に注ぐことは難しいですが、問題なく使用できます。
バーナー
カセットコンロでも問題ないですが、今回はアウトドアで使用するバーナーについて解説します。
ガス缶は何を使うか
ガス缶にはOutdoor缶(OD缶)と、カセットガスボンベ缶(CB缶)があります。
どのタイプを使いたいかによって選ぶバーナーが変わってきます。
OD缶(Outdoor缶)
名前の通りアウトドア用のガス缶なのでランタンなどにも使えるのですが、CB缶に比べて高価で入手しづらいです(売っている場所がアウトドア専門店など限られています)。
CB缶(カセットガスボンベ缶)
一方で、CB缶はOD缶に比べて安くてスーパーなどで手軽に入手ができますが、外気温が低い場合に着火しづらかったり、火力が弱いです。
たしかに!CB缶を12月中旬くらいに使ったら少し火がつきづらかったね。
バーナーの形状:一体型か分離型
バーナーの形状は一体型か分離型があります。その差は設置した時の安定感に影響します。
一体型
ゴトク(ケトルを置く部分)とガス缶が直接繋がっているため、ケトルを設置した時でも全体的な安定感が高いです。
分離型
ゴトクとガス缶が離れているため安定感は少し低くなりますが、火元からガス缶を遠ざけることができるので安心して使用できます。
また、大きめのケトルや鍋を温める場合にもガス缶が邪魔にならないので汎用性が高いです。
ソトのレギュレーターストーブ
自分はキャンプで使うことを考えて汎用性の高い分離型を使っています。
バーナーは、防災グッズとしても役立つので一家に1セット持っておいても良いと思います。
ステップ②:豆を挽いて計量する
この作業もシンプルですが、実はコーヒーの味に直結する最も重要なステップです。
また、ここで使う道具はコーヒーを飲むためだけに使う道具なので、こだわりを出したり、お気に入りを見つけたりするのも楽しいです。
コーヒーミル
コーヒー豆を挽いて粉にするために必要な道具です。粉の粗さは味に影響します。
コーヒーミルではこの粉砕レベルを調整しながら豆を挽くことができます。
粉が細かい場合
粉の表面積が大きくなるので、お湯との接触時間が長くなります。つまりじっくり抽出されるので、濃い味になります。
粉が粗い場合
表面積が小さくなりお湯が流れやすいので、あまり抽出されません。つまりスッキリとした味になります。
なんだか本格的だね!
そうなんだよ!粉砕のレベルを自分で色々と調整してみると味の違いがすぐに分かるよ。好みの味になるように調整するのがなかなか難しいけど、それもまた楽しいよ。
スノーピークのミル
携帯性は良いですが、粉砕部がセラミックなので豆を挽くときのパワーが少し弱いです。
そのため粉砕に少し力が必要なのと、好みの粉砕レベルに調整するのが少し難しい気がします。
カリタのミル
携帯性は少し劣りますが、粉砕部が鉄なので、豆を挽くときのパワーが強いです。
スノピークのミルよりも力が要らないのと、好みの粉砕レベルに調整しやすいです。
両方の使い分けについて
キャンプでも使いたいから携帯性を優先したいという人はスノーピーク、コーヒーを本格的に楽しむんだ〜!という人はカリタがオススメです。
自分は外でコーヒーを飲む場合は、携帯性重視でスノーピークのミルを使っています。
豆を挽き終わってからコーヒーミルの蓋を開けると、ふわっとコーヒーのいい香りがしてきます♪
計量スプーン
コーヒー粉を計量するために使用します。コーヒー粉の量は、コーヒーを美味しく飲むことに直結するので面倒でない人は、計量スプーンを用意することをオススメします。
カップ一杯分(約140cc)あたり、10~12gが適量です。
引用元:UCC公式サイト
※計量スプーンは各商品で容量が微妙に違うのでご注意ください。
小物ならお気に入りを選ぶのが◎
自分は家で使っているお気に入りのスプーンをもっていっています。
小物であれば邪魔にならないのでお気に入りのアイテムを準備してコーヒータイムを楽しむのもオススメです。
ステップ③:抽出して飲む
最後の作業もシンプルですが、コーヒーの味につながる重要なステップです。
ドリッパーとフィルター
コーヒー粉からコーヒーを抽出するときに使用します。
大きくわけて、台形型と円錐型があります。抽出時間が変わるので味に変化がでてきます。
台形型
台形型の場合、お湯が溜まりやすいので抽出時間が長くなります。そのため、濃いめの味になります。
円錐型
円錐型の場合、お湯が流れやすいので抽出時間が短くなります。そのため、スッキリとした味になります。
フィルター
ドリッパーの形状に合わせてフィルター(紙)を準備します。フィルターは100均でも50枚入りくらいで売っているので特にこだわりがない人は100均で良いと思います。
意外と大きいので携帯性重視が良いかも
自分は家ではプラスチック製の台形型を使っていますが、外でコーヒーを飲むときは携帯性の高い折りたたみタイプを使っています。
カップの上に立てて使うので倒れないように注意が必要ですが、いつも通り美味しいコーヒーが淹れられます。
マグカップ
コーヒーを気持ちよく飲むためにお気に入りのマグカップを用意したいです。選ぶポイントは保温性とサイズです。
保温性
保温性は実は結構重要です。外で飲む場合、外気温が飲み物の温度に影響します。
特に冬は外気温が低いので、カップの保温性によってコーヒーの温度がすぐに変わってしまいます。
シングルウォール
名前のとおり一重構造になっているカップです。保温性は低いですが、軽くて値段も安いです。
ダブルウォール
名前のとおり二重構造になっているカップのことです。保温性が高く、温度を保ったまま飲めます。
猫舌ならシングル、大丈夫ならダブル
猫舌で早く冷ましたい人はシングルウォールで、温かいまま飲みたい人はダブルウォールがオススメです。
カップを選ぶ時にデザインだけで選びがちですが、保温性にも注目してみてください。
サイズ
サイズは、たっぷり飲みたい人は大きめサイズ、少ない量で良い人は小さいめサイズという選び方で問題ないです。
サーバーを使わないで直接カップにドリッパーをセットしたい人は少し大きめが良いかもしれません。
キャプテンスタッグのダブルウォール
自分はキャプテンスタッグのダブルウォールと、スノピークのシングルウォールの両方を持っています。冬は温かいまま飲みたいのでキャプテンスタッグのダブルウォールの出番が多いですね。
まとめ
今回はコーヒーを外で飲むための道具を紹介しました。色々な道具があるので、自分が想定しているシュチュエーションに合わせて道具を選んでいくのがポイントです。
気軽に始められる外飲みコーヒーは良い気分転換になるので、本当にオススメです。気になる方はぜひ道具選びから楽しんでみてください!
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